何気なく使っている言葉の意味

「会うは別れの始め」

 

皆さんは、「会うは別れの始め」という、

ことわざを、使ったことは、ありませんか?

「人は誰かと出会えば、その人との別れは、

必ずやってくる」と、いう

悲しい事実を、表現した言葉です。

パソコンで、検索してみた結果、

仏教に由来する言葉であることは、分かりました。

しかし、「生き別れ」と、「死に別れ」との、

使い分けに関する記事は、ありません。

使い方に、こだわる必要は無さそうです。

何となくイメージが、似ている言葉に

「一期一会」(いちごいちえ)という、

四字熟語が有ります。

「生涯に一度限りの機会」という意味で、

やはり、仏教に由来する言葉だそうです。

このブログを続けていけば、そのうちにきっと、

西洋のに由来する言葉が、出て来るはずです。

 

私は「松山千春」の「歌が好き」です。

松山千春という歌手の存在を知ったのは、6年前でした。

いつもの様に、とりとめのない事を考えながら、

車を運転していると、ラジオから、

不思議な音楽が流れてきました。

「言葉にするほど幸せでなく、涙にするほど不幸でもない」

演歌でも、ロックでもなく、フォークソングとも、

少し違う気がしました。

甲高い声で、ソウルフルに歌うその曲に、

脳みそを直接殴られた様な、衝撃を受けました。

家に帰って、憶えてたいた歌詞を、パソコンに入力してみました。

そして、その曲は「凡庸」(ぼんよう)という曲名だと分かりました。

作詞、作曲も、松山千春でした。初めて聞く名前でした。

そして、他にも、いい曲を作り、歌っていることが、分かりました。

Youttubeを観ると 、若い頃は、当時のフォークシンガーと、

何ら変哲もないスタイルで、歌っていました。

ある時期に、頭を剃り、ふてぶてしい容姿になりました。

衣裳も坊主頭に似合う物に、変わりました。

歌う繊細な曲とのミスマッチが、不思議と似合っていました。

頭を剃ったのは、どうやら、私と同じ、若ハゲのせいだったようです。

平成30年8月5日(日)に、「NHKのど自慢」に、ゲストとして出演し、

「大空と大地の中で」を、歌いました。

私の目には、かなりやつれて見えました。

歌も全盛期より、少し下手くそになった様に、聞こえました。

松山千春も、私と同じく、ヘビースモーカーのようですが、

私は、咳が続くことがあります。

お互いに、肺ガンとなり、余命30年と宣告される日が 、

来ない事を祈ります。

 

松山千春のデビュー曲  「旅立ち」の歌詞

 

私の瞳が  ぬれているのは

涙なんかじゃないわ  泣いたりしない

この日がいつか  来ることなんか

二人が出会った時に 知っていたはず

私の事など もう気にしないで

貴方は貴方の道を 歩いてほしい

 

さよなら言わずに 笑ってみるわ

貴方の旅立ちだもの 泣いたりしない

言葉はいらない  笑顔を見せて

心の中のあなたは いつもやさしい

 

私は泣かない だってあなたの

あなたのおもいでだけは 消えたりしない 

わたしの瞳が ぬれているのは

 

涙なんかじゃないわ 泣いたりしない

涙なんかじゃないわ 泣いたりしない

 

 

松山千春の歌詞は、全て、女目線です。

従って、「私」は、女性です。

「貴方」(あなた)は、男性です。

因みに、男性が女性を「あなた」と呼ぶ時は、

「貴女」という漢字を、使います。

「貴方」も、「貴女」も、夫婦、或いは、

夫婦に近い間柄で使うと言う説が、有ります。

上記の歌詞 、3行目の「この日」とは、勿論

「別れの日」です。

4行目 に「二人が出会った時」という歌詞を、

配置することによって、

「別れ 」を先に、「出会い」を後にする事で

「会うが別れの始め」の諺を、

前後 逆に、表現しています。

松山千春らしい、感性です。

 

同じく、松山千春が歌った、

「恋」という曲の、2番歌詞の一部抜粋

 

今度生まれてくるとしたなら

やっぱり女で生まれてみたい

だけど二度とヘマはしない

貴方になんかつまずかないわ

 

男はいつも  待たせるだけで

女はいつも  待ちくたびれて

それでもいいと なぐさめていた

それでも恋は恋

 

私は、何時も、男と女を、逆にして、歌っています。

 

「今度生まれてくるとしたなら」という歌詞は、

「輪廻転生」(りんねてんしょう)を、

彷彿(ほうふつ)とさせる、感性のある言葉です。

松山千春の歌は、ほとんど、別れ(生き別れ)の歌です。

訴えようとしている歌詞の意味を、理解していないと、

感性が歌に伝わりません。

私は毎日、コンテナを積んだ軽トラック(ペガサスと名付けました)を

走らせ、CDから流れる歌を、大きな声で、一緒に歌っています。

「努力に勝る才能なし」という、ことわざが、有ります。

私は、毎日歌っている内に、この歳(64歳)になっても、

高い声が出るようになりました。

裏声ではありません。地声です。

 

ドクターXの「大門未知子」は「目力」で勝負しました。

私も、「地声力」で勝負出来るように、なりたいと思っています。

話は、それますが、米倉涼子は現在「リーガル  V」で、

「小鳥遊 翔子」(たかなし しょうこ)という役を、演じています。

米倉涼子が扮する、元弁護士(弁護士資格を剥奪された理由は、未公開?)

小鳥遊翔子が、非弁行為スレスレの行動で、弱者を救います。

決めゼリフは、ドクターXでは「私、失敗しないので」と、

迫力満点でしたが、

リーガルVでは「私、弁護士資格ないから」と、

少し、迫力不足になってしまいました。

今後の視聴率に、悪影響をもたらさないか?と、少し、

心配しています。

最初、「小鳥遊」という、珍しい苗字(名字)を、

「たかはし」と、呼んでいるように、聞こえました。

しばらく、考えていたら「たかなし」だと、気付きました。

鷹がいないから、小鳥が安心して遊べるのです。

このドラマを観ている人は、最初から、

分かっていたのかも、知れませんが。

私は、自分を、w(vv、鈍い)と、名乗ったことも、ありました。

確か、「Yの悲劇」という推理小説が、あった気がします。

 

私は、以前 、「月見里」(やまなし)という、

変わった苗字の人と接触が有りましたが、

読めるまで、随分と時間が掛かりました。

苗字の由来は、山が無いから月が見えるだ、そうです

パソコンで検索した結果、思った通り、

「小鳥遊」は「たかなし」と、読むそうです。

全国で30人位しかいない「珍苗字」だそうです。

因みに、「月見里」は、全国で290人位いるそうです。

 

私が、高校生時代の、同学年生に

(クラスが違ったので、付き合いはありませんでした)

「雲地」(うんち)という苗字の、男子生徒がいました。

漢字は、カッコイイのですが。

雲地さんは、卒業式を欠席しました。

父兄を含め、多勢の人達が注視する中、卒業証書授与の際、

先生から、大声で名前を読み上げられるのが、

例え、思春期を過ぎていたとはいえ、

恥ずかしいと、思ったのかも知れません。

私は、きっと先生は、発音を濁して名前を読み上げてくれたと、

今でも信じています。

変わった苗字の人は、相手に強い印象を与え、

名前を覚えてもらい易い傾向があり、

得をする事が多いようです。

雲地さんはどうだったのか、今でも気になっています。

私の苗字は、いずれ、皆さんに明かすつもりです。

 

「会うは別れの始め」を、英語で言うと、

「 to meet is to part」と言うそうです。

「part」の意味は、名詞だと「一部、部分」ですが、

自動詞だと「分かれる」だそうです。