何気なく使っている言葉の意味

「帯に短し襷に長し」

 

「皆さん」は「帯に短し襷に長し」(「おびにみじかしたすきにながし」) という

「ことわざ」を「使った事」は「有り」ませんか?。

 

 

・「帯(「おび」) とは

 

「着物の上」から「腰の上に巻いて」「結ぶこと」で「着物を体に固定させる」

「幅広」で「紐状」(「ひもじょう」)の「装身具」(「そうしんぐ」です。

 

・「襷(「たすき」) とは

 

「主に・和服」に、おいて「袖や・袂」(「そでや・たもと」) が「邪魔にならない」ように

「たくし上げる」為の「紐や・布地」(ひもや・ぬのじ」) です。

「通常」は「肩から脇ににかけて通し」「斜め十文字に交差」させる事が、多く

「綾襷」(「あやたすき」)と「呼ばれて」います。

 

 

「帯に短し襷に長し」の「意味」は

 

「中途半端」で「何も役立たない」事の「たとえ」

 

  です。

 

 

「帯に短し襷に長し」の「類義語」と、しては

 

・「次郎にも・太郎にも足りぬ」(「1位」にも「2位」にもなれない「中途半端な存在」)

 

「次郎」とは「築紫次郎」(つくしじろう・筑後川」) の事、です。

「太郎」とは「坂東太郎」(「ばんどうたろう・利根川」) の事、です。

 

「因み」に

 

「三郎」とは「四国三郎」(「しこくさぶろう・吉野川」) の事、です。

「四郎」とは「越乃四郎」(「こしのしろう・信濃川」) の事、です。

「五郎」とは「陸奥五朗」(「むつごろう・最上川」) の事、です。

 

・「帯に短しまわしに長し」

 

・「褌には短し手拭いには長し」(「ふんどしにはみじかしてぬぐいにはながし」)

 

・「あちらを立てればこちらが立たず」

 

「2つのものがあった場合」「双方を満足」させる「解決策」が、無く「板ばさみ状態」に

「なる事」を「意味」します。

「トラブルが・起きた時」「両者の面目が立つようにする事」が、出来ず

「どちらか一方の機嫌をを損ねて」しまうような「場合」に「使われ」ます。

 

「人間関係・以外」にも「使われる事」が「有り」ます。

「数をこなそうとする」と「質が低下してしまう場合」や「品質を高める」と

「価格を抑える事」が「難しくなるような場合」にも

「あちらを立てればこちらが立たず」を「用いる事」が「出来」ます。

 

  が「該当」するそうです。

 

 

「帯に短し襷に長し」の「対義語」と、しては

 

・「大は小を兼ねる」

 

「小さな容器」に「大きな物」を「入れる事」は「出来」ません、が

「大きな容器」に「小さな物」を「入れる事」は「可能」です

「大きな物」は「小さな物」の「「代用物」と、して「使う事」が「出来」ます。

「大きな物」の方が「幅広い用途が有リ・使い勝手が良く」「優れて」いる。

 

  が「該当」する、そうです。

 

 

「中途半端から・抜け出す方法」と、しては

 

・「負けず嫌いになる」

 

「中途半端に・なってしまう人」の「特徴」と、して「自分」に「自信」が無く」

「諦め(「あきらめ」) が早い」が「有り」ます。

「それを改善する」には「負ける事に・悔しさを感じる」「感覚を持たねば」いけません。

「負けてばかりは・嫌だ」と、いう「反骨心」を「身に付けなければ」いけません。

 

「人が良く」「競争を苦手」に、していると「中途半端に」から「抜け出せ」ません。

「自分の好きな事」・「得意分野」で「これだけは負けたくない」と、いう

「小さな事から始め」て「負けを良しと・しない体験」を「積み上げて」ください。

 

・「物事の良いところに注目する」

 

「どんな物事」・「どんな人」にも「欠点ばかり」と、いう事は「有り得」ません。

「見方を・変えてみる」と「良いところ」が「見えてくる」はずです。

 

「物事を続けるか・迷った時」に「止める理由」は「山ほど見つかる」と「思い」ます。

「続ける理由」を「探す訓練をする」だけで「モチベーション」が

「変わってくる」と「思い」ます。

 

・「人のために動く」

 

「接客の要素が有る・仕事の場合」は「顧客の立場に・立って行動する事」で

「顧客から・信頼される様に」なり「その事」が「モチベーション・アップ」に「繋がり」

「中途半端な気持ちを・変える」「キッカケ」に「なるかも」「知れ」ません。

 

「恋愛や・友人や・同僚との関係」に、於いても「相手の気持ち」を「第一」に

「行動して」いれば「相手からの信頼」を「得る事」が「出来るかも」「知れ」ません。

「結果的に・居心地の良い関係・を築き」「継続や・向上」の「キッカケ」に

「なるかも」「知れ」ません。

 

 

奥村チヨ」は「中途半端はやめて」という「歌」を、歌いました。

 

「奥村 チヨ」は「1,947年・生まれ」の「歌手」です。

「夫」は「前回の・ブログ」「すずめの涙」にも「登場」した「作曲家」「浜 圭介」です。

「1,965年」「あなたがいなくても」で「プロ・デヴュー」しました。

「キャッチフレーズ」は「和製・シルヴィ・バルダン」でした。

 

「黛 ジュン」「小川 知子」と、共に「2代目・三人娘」と「呼ばれて」いました。

「初代・三人娘」は「美空 ひばり」「江利 チエミ」「雪村 いづみ」でした。

「ごめんね・ジロー」(「小柳 ルミ子」は「今さら・ジロー」を「歌い」ました)

「北国の青い空」が「ヒット」しました。

 

「1,970年」「自身最大の・ヒット曲」と、なった「恋の奴隷」「恋狂い」「恋泥棒」の

「恋・3部作が「高い評価」を「受け」「人気歌手の地位」を「確立」しました。

「コケティッシュ」な「雰囲気」が「更に・官能的」に、なりました。

 

「恋の奴隷の・歌詞の一部」が「NHKの放映規定に・抵触」した為

「恋泥棒」で「紅白歌合戦」に「初出場」しました。

 

「1,971年」「これまでの・イメージ」から「脱却」した「終着駅」が「好評を得」ました。

奥村チヨ」の「引退も辞さない・強い覚悟」から「生まれた・曲」でした。

「作曲した」「浜 圭介」と「1,974年」に「結婚」しました。

「結婚を・契機」に「芸能界の・第一線」を「退き」ました。

 

 

「奥村 チヨ」「中途半端はやめて」「作詞」:「なかにし 礼」「作曲」:「筒美 京平」

 

中途半端はやめて  苦しいだけだから

どっちかはっきりさせて  好きなの嫌いなの

惚れた(「ほれた」)弱みに  つけ込んで

あなたは  何さ

子猫が マリに じゃれるよに

たわむれ  ないで

責任とって  責任とって

あなたも  男なら

 

中途半端はやめて  覚悟はしてるから

どっちかはっきりさせて  拾うの捨てちゃうの

最初あなたが  惚れさせて

今頃  何さ

いざとなったら  手をあわせ

逃げると  いうの?

責任とって  責任とって

あなたも  男なら

 

中途半端はやめて  待ちくたびれたから

どっちかはっきりさせて  嘘なの本気なの

帰れないのを知りながら  帰れと云うの?(「いうの」)

子供を道に  迷わせて

泣くなと  云うの?

責任とって  責任とって

あなたも  男なら

 

 

 

※ 「茜襷」(「あかねだすき」)に「菅の笠」(「すげのかさ」) の「一節が有る」

「茶摘み」(「ちゃつみ」) と、いう「小学校の時・習った」「唱歌」(「しょうか」) を

「急に」「思い出して」しまいました。

アルプス一万尺」の様に「向かい合い」「手遊び」しながら「歌い」ました。

 

「1,912年」(「明治・45年・大正・元年」)「刊行」(「かんこう」) の「歌唱集」

「尋常小学唱歌」(じんじょうしょうがくしょうか) に「掲載」された「唱歌」だ、そうです。

「2,007年」「日本の歌・百選」に「選ばれた」そうです。

 

 

              「茶摘み」

 

せっせっせーのよいよいよい

 

夏も近づく  八十八夜

野にも山にも  若葉がが茂る

あれに 見えるは

茶摘ぢゃ ないか

茜襷(「あかねだすき」)  に  菅の笠(「すげのかさ」)

 

日和(「ひより」) つづきの  今日此頃を(「このごろ」)

心のどかに  摘みつつ歌ふ

摘めよ  摘め摘め

摘まねば  ならぬ

摘まにゃ日本の  茶にならぬ

 

 

・「八十八夜」とは

 

立春から数え」て「88日目」の事で「「5月・2日」「前後」の事を「指し」ます。

「この頃になる」と「気候が安定」し「農作物」は「ぐんぐんと・成長し始め」ます。

 

「八十八夜」から「数日」すると「立夏」(「5月・6日頃」に、なります。

「暦(「こよみ」)の上」では「夏に・入る」事に、なります。

「八十八夜」は「季節の変わり目」を「表す言葉」です。

 

・「茜襷」(「あかねだすき」) とは

 

「あかねだすき」とは「茜」(「あかね」) と、いう「植物」で「染めた・赤いタスキ」です。

「茶摘みの作業」を、する「女性達」は「着物の袖・袂(「たもと」) を

「固定しておくため」に「斜め十文字」に「茜襷を・結び」ました。

 

「赤い・タスキ」を「纏った女性」(「まとった女性」) は「りりしく」「活動的」に

「目に映えた」(「めにはえた」) 事と「思い」ます。

 

「茜」(「赤根」) には「止血・解熱効果」が「有り」ます。

「茶摘みの作業中」に「怪我した時」「茜の成分が染み込んだ・タスキ」で

「応急処置」が「可能」だ、そうです。

「単に袖や袂を固定するだけ」で、なく「派手な・赤いタスキ」には「一石二鳥」の「効果」が

「有った」ようです。

 

・「菅の笠」(「すげのかさ」)とは

 

「カヤツリグサ科」に「属する」「「スゲ」で「編まれた・笠」の事、です。

 

 

「私の・日中の飲み物」は「午後の紅茶ストレートティー」「一本やり」です。

 

「緑茶と紅茶の・違い」を「知って」いますか?。

 

「緑茶も・紅茶」も「カメリアンネンシス」と、いう「ツバキ科の・樹の葉」から

「作られ」ます。

「この茶葉」を「乾燥・発酵」させて「作る過程」で「発酵度合いの・違い」に、より

「緑茶や・紅茶」を、含め「様々な種類のお茶」に、なっていきます。

 

「お茶の歴史で・一番古い」と、いわれる「緑茶」は「葉を熱する事」に、より

「酸化酵素」を「破壊」し「葉を・発酵させないよう」に、して「作られ」ます。

  よって「不発酵茶」と「呼ばれて」います。

 

「発酵させない」ので「乾燥させた後」も「緑の葉色が・残る為」「普段・飲み慣れた」

「黄緑色」に、なります。

 

  一方「紅茶」は「葉を十分に・発酵させる」為「発酵系」と「言われて」います。

「摘まれた葉」は「時間をかけて・しおらせ」て「酸化酵素の働きを促し」

「茶の葉を揉み」ながら「風味を出す成分」を「抽出」すると「共に」

「発酵」により「酸化」させます。

 

酵素を・完全に酸化させ」「急激に乾燥させる」事により「葉が・褐色」に、なる為

「普段・飲み慣れた」「赤みを帯びた色」に、なります。

 

 

「帯に短し襷に長し」を「英語」で

 

「Half way」

 

  (「中途半端」)

 

  と「言う」そうです。