何気なく使っている言葉の意味

「便りが無いのは良い便り」

 

「皆さん」は「便りが無いのは良い便り」(たよりがないのはよいたより) という

「ことわざ」を「使った事」は「有り」ませんか?。

 

「便りが無いのは良い便り」の「意味」は

 

・「長い間・連絡が無く」とも「悪い知らせ」が「来たわけではない」から

      きっと「無事に暮らしているだろう」と「考えるのが・妥当」との「表現」です。

 

・「便り」とは「様子を伝え」たり「情報を伝える事」です。

 

・ 「昔」は「便りを送る方法」と、いえば「手紙」か「電話」か「電報」でした。

 

・「現在」では「電子メール」や「SNS」(「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」で

   「簡単にやり取り」「出来るように」なりました。

 

  「現役時代」私は「電子メールを送る」ことを「カナダからの手紙」と「言って」いました。

 

・「現在」でも「本人の・家族」から「本人が・死んだ」との「訃報」(「ふほう」) を、示す

   「黒い縁取りの・ハガキ」での「便り」は「有り」ます。

 

   と、いう「意味」だ、そうです。

 

 

「便りの無いのは良い便り」の「類義語」と、しては

 

・「ご無沙汰は無事の便り」(「ごぶさたはぶじのたより」)

 

・「無事息災」(「ぶじそくさい」)

   (「何の連絡もない」から「元気で・平穏に暮らしている」と「判断すべき」)

 

  が「該当」すろ、そうです。

 

 

「便りが無いのは良い便り」の「対義語」と、しては

 

・「悪事千里を走る」(「あくじせんりをはしる」)

  (「悪い知らせは耳に入りやすい」)

 

・「人の口に戸は立てられぬ」(「ひとのくちにとはたてられぬ」)

  (「うわさ」 (「情報」は「広がって・耳に入ってくる」)

 

  が「該当」する、そうです。

 

 

「若い人達」は「手紙を書く機会」は「余り無い」かも、しれません。

  私も「指の震え」の、せいで「手紙を書いた記憶」は「余り」ありません。 

 

「手紙の・良いところ」と、しては

 

1・「何度も読み返す事」が、出来る

 

「手紙を書く人」も「投函」(「とうかん・郵便物をポストに入れる事」) する前」に

「何度も読み返す」事が、でき「言いたい事」が「キチンと・文字に」変わっているか?

「自分の気持ち」が「伝わり易く」「誤解を受けない・表現」に、なっているか?

「納得する」まで「何度」でも「読み返す事」が、出来る。

 

「手紙をもらった人」も「何度も読み返す事」により「書いた人の気持ち」を

「推し測る」(「おしはかる」) 「時間的余裕」が、ある。

 

2・「相手のことを思える」

 

・「謝りたい時」

 

「面と向かって・口頭で謝る」には「勇気」が「必要」です。

「謝っている内」に「誤解を・招き」更に「諍い」(「いさかい・ケンカ」) が

「ヒートアップ」する事、は「珍しく」ありません。

 

「便箋を・前に」し「考える」と「冷静な・謝罪の言葉」が「浮かんで」来ます。

「手紙をもらった人」も「相手」の「真摯な・謝罪の言葉」に

「寛容な心に・なる事が出来る」と、思います。

  そして「様々に絡み合い・生じたケンカの要因」は「徐々に」「ほぐれる」と「思い」ます。

 

・「恋する人に・気持ちを伝えたい時」

 

「昔」は「ラブレター」と「言い」ました。

「口下手」(「くちべた」) な、人は「空気を読みすぎ」て「言いたい事を・言え」ません。

「手紙」なら「言える言葉」が「たくさん」あります。

 

  しかし「一晩かけて書いた・手紙」を「翌日読み返す」と「恥ずかしく」なり

「破り捨て・ゴミ箱」に「捨てる事」も「有る」かも、しれません。

  そうして「思い・悩む」事は「人として・大切な経験」だと、思います。

 

  もし「手紙を受け取った人」が「貴方」・「貴女」と、同じ気持ち」を「持っていた」ら

「嬉しくて」「文字を・指でなぞりながら」「読む」でしょう。

  そして「書かれていない・行間の言葉」を「あれこれ」「想像を巡らす」でしょう。

 

「電話」や「ショート・メール」との「違い」が「ここに」あります。

「手紙」には「情緒」(「じょうちょ」) 「余韻」(「よいん」)が、有り

「人の気持ちを・動かす」「何か」が「有り」ます。

 

3・「いつまでも保管」出来る

 

  私の「好きな・テレビ番組」「開運!なんでも鑑定団」を「見ている」と

「著名人」の「古い手紙」に「高額の評価」が「付き」ます。

「艦艇の基準」には「著名人」の「有名度」の他「手紙を・どういう思いを込め書いたか?」の

歴史的評価」が「加味」されます。

 

「手紙」には「口」では「言い表せ」ない「情念」(「感情」) が「込められて」います。

「それ故」に「その人との・別離を決意した人」は「もらった手紙」を「焼き払い」

「未練との・決別」と「新しい自分に・生まれ変わる事」を「誓い」ます。

 

 

「平尾 昌晃 & 畑中 葉子」は「カナダからの手紙」という「歌」を、歌いました。

「1,978年・1月」に「リリース」し「大ヒット」し「NHK紅白歌合戦」に「出場」しました。

 

「畑中 葉子」は「翌年」「ソロ・デヴュー」するも「ヒット曲に・恵まれず」

「カナダからの手紙」から「2年後」には「ポルノ・女優」に「転向」しました。

 

「平尾 昌晃」は「1,937年生まれ」の「歌手」「作曲家」です。

「1,958年」「リトル・ダーリン」で「歌手・デヴュー」しました。

「以後」も「監獄ロック」「星は何でも知っている」「ミヨちゃん」と

「ミリオンヒット」を「叩き出し」ました、

 

「1,970年代」からは「主に・作曲家」として「活躍」しました。

「作詞家」の「山口 洋子」との「コンビ」は「この時代を・代表する」

「ゴールデン・コンビ」として「知られ」て、います。

 

「私の記憶」に「強く残る歌」と、しては「下記の・歌」が、あります。

 

・「アグネス・チャン」・「草原の輝き」「星に願いを」

 

・「梓 みちよ」・・・・・「二人でお酒を」

 

・「アン・ルイス」・・・「グッド・バイ・マイ・ラブ

 

・「五木 ひろし」・・・・「よこはま・たそがれ」「夜空」

 

・「伊東 ゆかり」・・・・「恋のしずく」「知らなかったの」

 

・「小柳 ルミ子」・・・・「わたしの城下町」「瀬戸の花嫁」「京のにわか雨」

 

・「じゅん & ネネ」・・・「愛するって怖い」

 

・「ザ・ドリフターズ」・「ミヨちゃん」

 

・「中条 きよし」・・・「うそ」「理由」(「わけ」)

 

・「西崎 みどり」・・・「旅愁」(「りょしゅう」・必殺仕事人・主題歌」)

 

・「布施 明」・・・・・「霧の摩周湖」「恋」「愛の園」「愛は不死鳥」

 

・「水谷 豊」・・・・・「カリフォルニア・コネクション」(「熱中時代・刑事編・主題歌」)

 

・「山口 百恵」・・・・「赤い絆」(「赤い絆・主題歌」)

 

・「山川 豊」・・・・・「アメリカ橋」

 

「2,015年」「肺ガン」と「診断」され「入退院を・繰り返し」「闘病生活」を

「続け」ました。

「2,017年・7月」「体調不良を・訴え」「入院」しました。

「同月・21日」「肺炎」により「亡くなり」ました。

「享年」「80歳」でした。

 

「葬儀」は「密葬の・形」で「執り行われ」ました。

「同年・10月」「故人と親交」が、あった「布施 明」「原 辰徳」「青木 功」が

「発起人」と、なり「青山葬儀所」で「お別れの会」が「行われ」ました。

 

「原 辰徳」が「弔辞」を読み「布施 明」は「霧の摩周湖」を

「五木 ひろし」は「よこはま・たそがれl」を「熱唱」し「霊前に・捧げ」

「参加した歌手・全員」に、より「小柳 ルミ子」が「歌った」「瀬戸の花嫁」を「合唱」し

「故人」を「偲び」(「しのび」)ました。

 

 

 

「平尾 昌晃 & 畑中 葉子」「カナダからの手紙」「作詞」:「橋本 淳」「作曲」:「平尾 昌晃」

 

ラブ・レター・フロム・カナダ

もしもあなたが  一緒にいたら

どんなに楽しい  旅でしょう

ラブ・レター・フロム・カナダ

色づく 街を

歩いて いると

涙が ほほに

こぼれて きます

あなたの声を  想いだして

カナダの夕陽(ゆうひ)   見つめています

息が 止まるような

くちづけを  どうぞ私に

投げて ください

ラブ・レター・フロム・カナダ

あなたの居ない  ひとり旅です

 

ラブ・レター・フロム・カナダ

あなたの愛を  たしかめたくて

わがままばかり  云いました

ラブ・レター・フロム・カナダ

二人の 恋が

真実 ならば

離れて いても

淋しく ないと

二人の夜を  想い出して

街の灯り(あかり) を  見つめています

 

息が止まる ような

くちづけを  どうぞ私に

投げて ください

ラブ・レター・フロム・カナダ

あなたの居ない  ひとり旅です 

 

息が 止まるような

くちづけを  どうぞ私に

投げて ください

ラブ・レター・フロム・カナダ

あなたの居ない  ひとり旅です

 

 

※「あべ  静江」は「みずいろの手紙」という「歌」を、歌いました。

 

「あべ  静江」は「1,951年・生まれ」の「歌手」「女優」です。

「1,973年」「コーヒーショップ」で「歌手・デヴュー」しました。

「同曲」は「第15回・日本レコード大賞・新人賞」を「獲得」しました。

 

「続いて」「リリース」した「みずいろの手紙」も「大ヒット」し

「1,974年」「第25回・紅白歌合戦」に「出場」しました。

 

 

「あべ 静江」「みずいろの手紙」「作詞」:「阿久 悠」「作曲」:「三木 たかし」

 

<セリフ>

 

お元気 ですか

そして  今でも

愛していると いって  下さいますか?

 

みずいろは 涙いろ  そんな便箋(びんせん) に

泣きそうな 心を  たくします

あれこれと  楽しげなことを かきならべ

さびしさを まぎらわす 私です

 

逢えなくなって  二月(ふたつき)  過ぎて

なおさら つのる 恋心

手紙読んだら  少しで いいから

私のもとへ  来て ください。

 

みずいろは  涙いろ それを 知りながら

あなたへの手紙を 書いてます

誰からも 恋をして いると からかわれ

それだけが うれしい 私です

 

愛していると  いわれた時が

だんだん遠く なるみたい

手紙読んだら  少しで いいから

私のもとへ  来て下さい

私のもとへ  来て下さい

 

 

「便りの無いのは良い便り」を「英語」で「言う」と

 

「No news is good news」

 

  (「便りのないのは良い便り」)

 

  と「言う」そうです。